名人紹介

02 | 山菜採りの名人



川又 清さん

「白木(しらき)の芽を採りにいこう、天ぷらにすると大変おいしい」

春の芽吹きのうららかな日、早朝に山に出かけました。ほんとにすぐ近所、いつも通っている道から山の中に、100mも入ると別世界。
日常からいとも簡単に森の空間に・・
 田舎に住んでいても普通はなかなか森の中に入ることはありません。しかし山菜採りということで一歩森に入ると、またあらためてすごく新鮮な気持ちになります。
 名人・川又さんはどんどん斜面を登っていきます。それが早い、そして探すのが早い。「あれが白木だよ」と言われても、たくさんある木のどの木のことかさっぱりわかりません。







1.白木を探しています、狩人です。


2.と、思っているうちに細い木に登っていく。




3.白木の芽を採り始る。ついていけません、
 その早さに・・




4.悲しい話・・・切られた白木もある。



5. こうやって、切り倒して新芽を採る人がいるらしい。ケシカランです。こうやって根こそぎ採っていくとあっという間に白木はなくなってしまいます。やはり山に入る時のマナーは守らんとね。
ゴミも持ち帰る、大原則です。自分たちが食べる分だけ、そして木のことも考える。




6. 一緒に行った相田さん。彼も山菜採りの名人。
そして写真も撮られます。
写真館で彼の写真も紹介します、ご期待下さい。


7.通称「じじばば」。山に自生する蘭。
 めずらしい斑が入ったものは高価らしい。



8.森にいろんな可能性を感じます。
 こんな森に抱かれてゆっくり生きていたい。
 と思った朝の一時間でした。




9. さっそく「山郷のめぐみ」に持って帰り、袋一杯になった白木の芽を調理します。写真は飾るために小さなひと枝を持って帰ったところ、地元の人でも見るのは初めての人も多いのです。




10. これは、コゴミ。こごみですよ。
採りたての天ぷらはやはり新鮮でおいしい。こくがあるいとうのかな・・・



11.だめおしの沢ガニだっー!! 
  これも天ぷらでカリッといただく。
  ビールがうまくなる。




 人間をやわらかくする...


12.さっきの白木の芽を湯通ししておひたしにしたもの、うまいっ。
  なんともいえない香りの苦み?のこくのある味。だめなひとはだめかもしれないけど、
  おじさんの僕には最高に口に合う。あ〜しあわせ。




13.おかあさんが、一生懸命料理をしてくれる。


14. できあがりだ。
素朴。でも、ここでないと味わえない。


よく東京の飲み屋さんで新鮮なたらの芽って出してもらうけど、やはり現地採れたての味にはかなわない。いくら流通が発達して手に入っても現地でないと味わえないものがあることを痛感。そんな味覚を大事にしていきたいよね。 川又名人、ありがとう。あなたは豊かな生き方をしてる。いい人生だ。

                   2004年 春  写真・取材  内藤 順司


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