松本歌舞伎舞台図
 1820年頃(文化、文政)に芳賀郡真岡市出身で狩野派の絵師・安達三楽斉元善氏を中心に描かれたふすま絵が歌舞伎舞台の背景を成していることから松本地区で、この時代に始められたものと考えられます。
 この舞台の特徴は、1組12枚(4間、7.2m)のふすま絵が12組あり、これらがからくり操作により相互に遠近描写が生かされ見事な歌舞伎の背景が
出来上がります。
 組み立て式の歌舞伎小屋の材料は現存するものがほとんどなく設計図も紛失し、昭和27年を最後に50年あまり忘れ去られていました。
 そこで平成13年より3年の歳月をかけ、地元自治会の人々の力により、仮の小屋作りを経ながら設計図が作成され、平成15年の10月に一部を残し完成し、地域の人々をはじめ近隣の人たちに懐かしさと感動を与え、復元することができました。
 山里のこの地にふさわしい芸術的・文化の香り高い歌舞伎舞台を大切に利用しながら地域ぐるみのイベントを行い続け、人の交流をあたたかく進めていきたいと考えています。
 現在のところ2〜3年に一度、催しを考えています。ぜひ開催の折にはふれあいの郷に足をお運びください。

 (c)Yamasatonomegumi. All rights reserved.