
『ふれあいの郷』は、栃木県の益子町(ましこまち)の中心から南に約5Kmの山本・大郷戸(おおごうと)地区にあります。
益子町は陶芸で世界的にも知られる田舎町ですが、そのなかでもとりわけ山本・大郷戸地区は農業が盛んな素朴な里山(郷山)です。ここには有名な滝があるわけでなく、有名な山があるわけでもなく、ふっと通り過ぎてしまうような里です。しかしそんな普段着の里には、よく見ると素敵な一瞬一瞬が四季折々に存在し、そこに住む人たちの日常と触れあうとき、きっとゆっくりとした時間を発見できるでしょう。
『ふれあいの郷』は、観光名所を目指すわけでなく、土に触れたり蛍の光を追いかけたり、一緒になって収穫したり、風や光を感じながら普段着の郷を味わっても らおうと思っています。
これから私たちは無理をせず少しずつではありますが、農業体験や民泊などのグリーンツーリズム、農作物の販売、自然と触れあっていただくための各種催しなどを随時行ってまいります。
それではなぜこのような『ふれあいの郷』ができあがってきたのか?
すこしご説明したいと思います。

第1に農業が大きな曲がり角にきていること、そしてわれわれの食生活も大きな曲がり角にきていること。食肉だけでなく、海の魚も山の農作物も少なからず、すべての幸に不安があります。農村も都会も同じように連鎖し、世界的にも連鎖しています。
第2はこのホームページもそうですが、現代はあらゆる情報を得ることができます。知識は豊富だけど、はたしてそれが生きる知恵になっているでしょうか?
少しでも実際に体験することによって、そんな情報が生きる力になっていく。土に触れた感触が手に残る、香りも太陽も風も実感としてしっかりと自分のなかに残ります。それは私たちがこれから生きていくなかでとても素敵で大切なことだと思います。
郷に住んでいる私たちも現代に生きる人間です。豊かな自然のなかで生きていますが、いつのまにか流され現代のなかに生きているのが実際です。反省もたくさんあります。
そこでこのホームページをご覧のみなさんや来訪してくださるみなさんと、そして地域のみんなで、ふれあいながら生きる力や喜びを一緒になって育てていこうと思います。
ぜひみなさんも来訪し、参加していただき、
郷に触れて輝いていただきたいと心から思います。
私たちもまだ産声をあげたばかりです。一緒に大きな樹に育てていきましょう。実りを祝って神楽で踊ったり、雅楽の調べを風に乗っけて聞いたり、一緒に汗を流したり、おいしいお酒と肴ふるまいながら、春夏秋冬を味わいながら歩んでいきましょう。
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